映画「永遠の0」に見る命の大切さ
すごい今更感があるが個人ブログなので良しとしよう笑。
映画「永遠の0」が昨年夏ごろ地上波でやっていた。私はあとで見ようと録画。そのまま半年以上放置。今日は外も雪が積もっていて外出するのが億劫になったということで見ることにした。
時は太平洋戦争時代、特攻に行って亡くなってしまった祖父がどんな人物だったのか現代に生きる佐伯健太郎が調査をするところから始まる。
映画のあらすじは他のサイトを見ればいくらでも書いてあるので,ここでは私の感想を。
戦争に行って人が死ぬ。歴史の教科書なんか見れば当時の客観的事実が書いてある。どこで戦いがあっただとか,そこでの戦況はどうだっただとか。
もちろんそうした事実を後世に伝えていくことは大切である。でももっと大事なことをこの映画を通して学んだ気がする。
戦争時代の話を聞くとき,どうしても命の重さの基準を現代と同じに考えることができなかった。戦死者の数が今では考えられないような数だったからなのかもしれない。自分がその時代に生きていないからなのかもしれない。そんなことを考えてしまっている自分が今となっては本当にふがいないが,それが正直な気持ちであった。
映画を見て感じたことは当たり前のことだが亡くなった人一人一人にその人の人生があり,死を悲しむ人がいるということだ。それは今の時代と何ら変わりはない。
お前が特攻で死んだところで、戦局は変わらない。しかし、お前が死ねば、お前の妻の人生は大きく変わる。
そう作品中で宮部久蔵は語っていた。
命の大切さはわかったつもりになっていても意外とわかってないのかもしれない。自分の身近な人がいなくなって初めてわかる人もいるだろう。私はこの物語を見て,大切な人が生きている喜びをかみしめて生きていかなければならないと感じた。
なんか真面目な感じになってしまったが映画はとても面白かったです。