高校の卒業式、最後のホームルームで担任の先生は言った。
「君たちの未来はこれからどんどん狭くなっていく。人生は選んだり掴み取るものではなく、可能性を捨てていくことだ。」
とても未来ある高校生の門出を祝う言葉とは思えなかったのを覚えている。
そこから先生はもうこのクラスにプロ野球選手になれる可能性のある奴はいないという例を示した。
私たちは今この瞬間の行動を自分で決める選択肢を持っている。今この時間を私はブログの執筆にあてているが、リフレッシュのための運動をしてもいいし、読書にあててもいい。たとえ仕事中であってもその時間に仕事をすることを選択した結果である。
何かを選ぶということは他のあらゆる選択肢を捨てることだ。そして本来、人が選んだその行動は他のあらゆる選択肢を捨ててまで選んだ結果なのだから私はあまり他人の行動に口出しをしたりしない。もちろん迷惑行為や犯罪行為は他人の選択肢を奪っているという意味でダメだというのはいうまでもない。
今日も貴重な時間を私のブログ読むのに使ってくれてありがとうございました。