紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

物事を解決するためのコミュニケーション能力とは

おはようございます

 

大学院生活最初の週は授業やら研究室の新人への指導やらで忙しい.

ブログの更新も滞ってしまいました.

 

やはり毎日行っている研究室は変わらずとも生活スタイルは変わるものですね.

今日は2つのコミュニケーション能力について考えてみました.

 

 

コミュニケーション能力とは

どこに行っても言われます.何をいまさらそんな当たり前のことをと思うでしょう.

私は今の研究室に1年在籍し,2年目ですが意外とコミュニケーションって奥が深いのだなあというのを感じました.

 

私が考えるコミュニケーション能力を分類してみました.

 

普通の雑談力

 

これは大学院生に限らずすべての人が必要とするであろうスキル.

Googleで「コミュニケーション能力」と検索して最初のほうに出てくるのはほとんどこの「雑談力」をあげるためのWebページ.

 

友達との雑談,彼氏・彼女との雑談,会社の上司との雑談.

研究室でももちろん大事です.同期や先輩・後輩と良好な関係を築くことができなければ研究どころではないでしょう.

 

研究室の規模にもよると思いますが研究室に配属される学生は1つの学年で数人程度.

最悪,同期や後輩なら多少仲が悪くても研究は進みますが,先輩と良好な関係を築けなければ研究に関するさまざまな助言を受けられないことになります

それは研究をする上で大きな障害となりうるでしょう.

 

また研究室の飲み会で先生や社会人の研究員と普通に雑談するのも大事.それは会社の飲み会で上司との雑談が大事なのと本質的には変わりません.

 

物事を解決するためのコミュニケーション

研究生活で重要なのはこちらです.

 

高校や大学の授業でわからないことがあったときのことを思い出してみてください.授業が終わった後に先生を捕まえて聞いていましたか?

授業が終わると数人,先生に質問している人を見ますが大多数の人は聞かないでしょう.授業の後に先生へ質問するために行列ができるなんて話は今でも都市伝説だと思います.

 

わからないことがあってもわからないまま済ます人が多いのではないでしょうか.解決できなくても単位はもらえます.

もしレポート課題なんかがあったとしても,それは気軽に聞ける友達に聞いたり,図書館で本でも読めばわかるでしょう.

 

このようにわからないことを聞くという習慣をつけてこなかった人が多い.

授業では許されるかもしれませんが,仕事や研究ではわからないことをわからないままにしていては進まないことが多いし,迷惑がかかる.

だから先生や先輩に聞こうという話なのだけど,質問できない人が多いように感じます.

 

自分も一時期,質問ができないことに悩んでいました.

「あともう少し調べたら解決できるんじゃないか,もう少し調べてみよう」

「分からなすぎて何を質問すればいいのか分からない」

「まだ終わってないのか,と怒られそう」

「先生忙しそうだなあ」

 

結局これらの悩みは質問をするという経験が乏しいことからくる悩みなので,質問を繰り返すことでしか解決できません.

 

聞くは一時の恥,聞かぬは一条の恥

http://kotowaza-allguide.com/ki/kikanuwaissyounohaji.html

 

勇気を出して質問してみて後悔したという経験はほとんどありません.結局私が恥を書いたところで誰も気にしてないんですね.

 

同じような悩みを抱えている人にはこのサイトがおすすめ.

matome.naver.jp

 

 

具体的にどんな質問をすればいいのか,質問をする前に自分でやっておくべきことなどがまとまっていて今でもよく見るサイトです.

 

(id:next49)さんのブログの記事のまとめです.この方のブログは研究者必見なのではないでしょうか?

next49.hatenadiary.jp

 

 

さいごに

今日はおもに2つのコミュニケーション能力について書きました.特に2つ目のほうは仕事や研究をやっていく上で避けては通れない道です.

大切なのは自分が分からないということを素直に認めることではないでしょうか.

 

プライドや自尊心が邪魔をしてなかなか認められないという人もいるかもしれませんが,認めないと先には進めません.

人間関係も弱みをさらけ出したほうがうまく行くなんて話もあります.

 

いいコミュニケーションができるといいですね.

 

それでは