ここ3日間は実家に帰っておりまして、早起きは一時お預けしてました。
弟が高校受験に合格したようで何よりです。
聞くところによると、公立高校の受験は合格したら入学を辞退するというのはできないそうです。自分も高校受験した時に聞いたような聞いていないような。
入試における一般的なパターン
入試で多くの人がやるであろう一般的な志望パターンは、
- 自分の学力で合格できるかできないかくらいのレベルの公立高校を第一志望にして、自分の学力で合格圏内であろう私立高校を滑り止め(併願)にして受験する
- 都内だったら多く存在している難関大学への合格実績がいい私立高校であったり、MARCHとか早慶の付属高校、あとは国立高校なんかを第一志望で受験する人、公立高校を滑り止めにする。
- 経済的にどうしても公立高校へ入学しなければいけない事情がある人は自分の学力で十分合格圏内にある公立高校を受験する。
- 自分がどうしても行きたい私立高校があって第一志望ですっていえば(単願志望)、多少学力に不安があっても併願の人たちより優遇されて受験できる制度を利用して受験する。
第一志望の私立高校へは行けるの?
今回注目したのは2,4番の人、この人たちは私立高校が第一志望であって公立高校は滑り止めであったり、まあ受けるかくらいの気持ちで受験している。もちろん2の人は第一志望の私立高校に合格しないと意味ないんだけど、もしこの2つのパターンの人たちが公立高校に合格したら第一志望の私立高校へ入学できないことになる。
私立高校合格したから公立の試験行かなくていいやという策を取ったり、受験会場で名前だけ書いてあとは寝るなどという策を取らない限り(この策は定員割れの高校には通用しないが)公立高校に合格してしまう可能性はあるわけだ。
まして受験するのはまだ中学3年生、思春期真っ只中の彼らにとって志望校など簡単に変わってしまう可能性は大いにある(仲のいい友達が行くからとか)。そんな彼らに公立高校は合格したら入学する決まりになっているからほかの私立高校へは入学できませんと突き放すのはいかがなものだろうか?
公立高校は受け入れ人数が決まっているから不合格になった人が報われないとか大人の事情があることは十分承知している
この問題はいろんなHPを見てもできる、できないと様々な意見があるし都道府県によっても変わってくる問題だとは思う。頼みこめば断れるような気もするけど、自分が辞退したからと言って1人繰り上がり合格するとは限らないし、自分の中学校が冷遇されてしまうなんて言う話もどこかのwebサイトにあったくらいだ。
大学生の私が調べても真相はよく分からなかったのだから、中学生の彼らがそれを調べるのはおそらく難しいと思うし、親や担任の先生に無理だと言われたらそれで泣き寝入りしてしまう人もいるだろうと思う。
さいごに
高校生活の3年間はほかに生きてきた、またこれから生きるであろうどの3年間よりも人生に影響を及ぼす可能性が高いということを肯定する人も数多くいると思う。
だからこれから高校に入学する中学3年生が自分の学力が許す限りは、後悔することのなく第一志望の高校へ入学できるような制度作りをしていくことが大切だと思う。
それでは