紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

高台移転は望まれているのか?

こんにちは

 

昨日は東日本大震災が起こってから5年。復興はどこまで進んでいるのでしょうか?

このような疑問を持っている方は大変多いと思います。原子力発電所の再稼働問題、仮設住宅に住んでいる人々の住宅支援など。

 

仮説住宅に住んでいる人々の住宅支援についてニュースで特集が組まれていたので思ったことなどを書こうと思う。

 

 

 どのような住宅支援があるのか?

災害公営住宅

災害で家屋を失い、自力で住宅を確保することが困難な被災者のために、地方公共団体が国の補助を受けて供給する住宅。災害復興住宅震災復興住宅復興住宅

 

災害公営住宅(サイガイコウエイジュウタク)とは - コトバンク

 

国が補助金を出して賃貸のマンションを建設。家賃は収入によって決まり、3DKという広さの家でも家賃は7万円弱だ。

 

NHK盛岡放送局 | ニュースの?「災害公営住宅は今どうなっているの?」

 

集合住宅が建てられるということもあり、インフラの整備も進みやすい。

経済的な負担が少なく、生活がしやすいなどの利点があるほか、ほかの住民とのコミュニケーションも取りやすいように思える。

 

自立再建

自立再建は字のごとく新しく一軒家などを建設してそこに住むというやり方だ。支援金はもちろんあるのだろうが、災害公営住宅に比べ多額の資金が必要だ。また、津波の被害受けた地域は「危険区域」に設定されており、そこに家を建てて住むことはできない。

そのため山を削ったりして作る高台に家を建てる必要があるのだが、まず山を削るのに時間がかかる。家を建てるにも多くの時間がかかり、かなり工事は遅れているらしい。

 

自立再建を希望していた被災者も5年という歳月が経過した今、あきらめて災害公営住宅に移り住む人々も増えていると上記記事は言及している。

 

問題点

災害公営住宅の建設は今も進んでいますが、入居者の募集をかけた時、すぐに入居者が埋まってしまうような住宅となかなか入居者が集まらない住宅との差が激しいようだ。主な理由はやはり交通の便などのインフラであったり、病院やスーパーなどの暮らしを支えるものの存在の有無が大きいのだろう。

 

さいごに

被災者は今何を望んでいるのだろうか?それはもちろん一人ひとり違うだろう。時間と金がかかる自立再建だったらいつまでなら待てるのか?いくらだったら一戸建てを建てようとしたのか?災害公営住宅だったら入居の条件として何を求めているのか?

政府や自治体の現場視察、被災者からのヒヤリングはもちろん重ね重ねやっていたのだろうけど、住民の声がきちんと住宅支援に生かされているのかどうかは正直のところわからない。これからの復興は住民、自治体、国、相互のコミュニケーションがより大事になってくると思う。今日はこのへんで